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2010年12月14日
麻意ちゃんに思う。。。
二女が図書館で借りてきていた本
「この本やばい~」と、鼻水をじゅるじゅるいわせながら
一気に読んでしまった本。
その「やばい。」に反応して私も手にとって読んでみたら
ほんとにやばいことになった。
麻意ちゃんというわずか4歳の女の子が白血病に罹り、病気と闘い、3年後に亡くなるまでの壮絶な闘病の記録。
なかでも 幼い子どもが「死」と向き合って
つらい治療を続ける姿、それを見守る家族を思うとき
いつか誰でも平等に死を迎えるとしても こんな過酷な向き合い方はつらすぎる。
「がん」が抗がん剤によって寛解し、再発すると
その前の抗がん剤ではきかなくなり、何倍ものきつい抗がん剤を
体にいれなくてはならないらしい。
寛解と再発を繰り返して ついには体が ぼろぼろになり
最後の時を迎える。。。。
死の恐怖と闘いながら 懸命に治療に耐えてがんばった麻意ちゃんを思うと
ちっちゃなことで 一喜一憂して ちっちゃなことにとらわれている自分を
とにかく 恥ずかしく思った。